asmykk0412の日記

82180と4180が歩む日々の、言跡

ザル

酒癖が良くなかったので今ではほとんど呑みません。82180です。

まるでザルのような呑み方をしていたものの、お酒に強い方でもなかったし。

今思うと、ただ呑まれたかっただけなのかもしれませんね。

目前の現実や自分自身を網の目をくぐるように透過し、ふわふわと曖昧な、何処にも無い場所へ行きたくて。


対して今は、毎日これでもかと言うくらい素面で居ます。

お酒の有無以上に、精神状態がほんと素面。

そうやって日々を送りながら時々思うのは、あ〜、わたしってザルみたいだなあ…ということ。しかもかなり頑丈な。

次々訪れる現実も、夢幻のような事象も、等しくサラサラとこの身をくぐらせていく。

それは全くのスルーとは違い、触った感覚と、ゴロゴロと大きな物は残る。

しかし、執着しない。

至って素面のままで。


それが自分にとって良いか悪いかはなんとも判断しづらいことではありつつ、

少なくとも、きっと4180とは随分違う姿勢というか、感覚なんじゃないかなと思ったりします。

違うことは良いんです、しかし、もし4180がそんなわたしとの関わりの中で寂しい気持ちになったりするのなら、考えもので。


4180は繊細で、気遣うことができる、時に気遣い過ぎてしまう人。

こう言えば4180はきっと「全然そんなことない」と言うだろうけれど、

わたしからはそう見えている。

4180、あまり調子の良くない時が最近多い気がする。

繊細で気ぃ遣いで、見過ごせない性質の4180。

その心を少しでも軽くしたり、綻びを繕ったりすることの手伝いになりたい。


何処にも無い場所を求めて、逃避したくなどない。

4180とここに居ることをキャッチして、守りたいと思う。

風通しと肌触りの良い、ゆりかごのようにわたしはなりたい。



82180



心の余裕

今の仕事を辞めることが確定し、

長〜〜い間、私を覆っていたベールが取れて、視界がクリアになった。


辞めることはもう数カ月前から決めていたけど、会社に受理されてからは、胸のつかえが無くなった。


ほんと、人て単純。


急に心の余裕が出てくるのね。


82180が隣で寝ている。


寝顔を眺めながら噛みしめる幸せ。


4180



光と闇の真ん中に

f:id:asmykk0412:20170504153233j:plain


今欲しいものを見つめる4180とわたくし、の図。


昨日の朝、無性にイライラが沸いてきて、家を出る前に随分荒びた振る舞いをしてしまった。

この歳で癇癪持ちとは嫌になる。

猛省。


誰しも、多少の破壊衝動のようなものは持っているのかもしれないが、

自分など若い頃は勘違いをしていたから、それがある種のモチベーションというか、

「だから音楽をやっている」

くらいに思っていたフシはある。

その衝動を特別視しちゃって、言い訳のように肯定していた。

恥ずかしいねえ。。


まあそれも、仮に何かそういったエネルギーを心に内包しているとして、存在自体を全く否定する訳ではなく、むしろコントロールする意味では自覚しておいた方が良いのですが、

光と闇が当たり前に在るように、良いとか悪いとかじゃないんだよ。

エネルギーなんて、出し方なんだよね。

表現の仕方如何なんだよ。

そして表現って主体性なんだよな。

世界の中で生きている自分の、主体性なのだと思う。


魂の品格は、何処に居て何をしているから、とかに左右されるべきでないけれど、

わたしは今ここに居て、守りたいものがあり、また壊したい=変えたい、作りたいものがあるのだから、

表現のTPOを間違えないようにしたい。

散々壊したことがある、という経験を、守り方へ活かせる歳の取り方をしたいな。


4180と暮らすこの家は、光と闇のちょうど真ん中に在るべきだ、と思っている。


取り留めのない書き付けだけれど、今とてもそんな気持ち。



82180





日々の常

f:id:asmykk0412:20170403211624j:plainf:id:asmykk0412:20170403211518j:plain


わたしはどちらかと言えば出かけて行くことの方が多いだろうか。

かと言って、心の上では「どこのラインから飛び出せば"出先"で…」とかはあまり考えないし、

あえて日常と非日常を分けて考えることも少ない。

結局のところ一寸先では何が起こるかわからないから、

その方がブレずに落ち着いて居られる。


先日、実家の方からちょっとSOSが出たので、急遽帰省をした。

ちょうど多忙を極めていた4180に、最悪のタイミングで心配をかけてしまい…申し訳無かったけれど。

さらに4180は4180でご親戚の結婚式のため、遠く南の島へ。

2日ほど、わたし達は日本の北の端と南の端に位置することとなった。


「距離ってなんだろう」と4180が言っていた。

なんだろうね。

何kmとか、時速何kmとか何時間とか、そんな物理的なものではない気もするんだけれど。


昨日、わたし達は同じ家に帰ってきた。

4180に会えるのを楽しみに帰ってきたのは勿論だが、

「あ〜、家っていいな〜〜!」

「日常っていいな〜〜〜!!」

と、心の底から思っている自分が居た。


ここが、これが日々の常でありますように。

こんなに強く思ったのは初めてかもしれない。



今日嬉しかったこと:4180が心安らかな笑顔を見せてくれたこと

今日のお家ごはん:豚の生姜焼き(を4180にリクエストした。楽しみ!)

↑…と、海ブドウのお味噌汁と、海ブドウに青じそドレッシングをかけたもの。4180の沖縄土産です(4/4追記)



82180



プライド

昨日、今日と引きこもり生活の4180です。


休日はこういうことは珍しくないのでね、、根からのナマケモノなんだなぁ〜とつくづく思います。


先日、働いてる職場で表彰式があり、見事に選ばれました。


表面的に見たら、喜ばしいことなんだけれど、私のプライドは傷ついたのだと思われる。


一部では本当のこと。一部では事実でないこと。私の中では、必要ないことだった。


幼少期にサッカーをしていて、キャプテンまで務めていた。


チームがとても素晴らしい成績をおさめた時に、表彰された経験は、今でも忘れない。


そこに、嘘はないのだ。


しかし、大人になってから、こう人々の思惑が絡まったものを突きつけられ。そこまでであれば良かった。


全社員の前でつるし上げらる(私にはそう感じた)経験というのは何だろうか。


すごい、違和感と羞恥心というか屈辱を感じたのだと思う。


流せれば問題ないのだと思うが、こんなことを気にするのはプライドが高いからなんでしょう。


きちんと評価(正当な?)されたい病なんだろうな。


いらない病気だ。。


残されたやるべきことを遂げだら、もうお終いにしなければ。


これから82180に晩御飯を作る。


4180







眺望

現在4180と暮らしている部屋にはあまり広くはないけれど南向きのベランダがついている。


前の部屋のベランダも同じく南向き…且つ、東京のド真ん中の安アパートのわりにはかなり見晴らしが良かった。

(まあそのせいで困ることもあったが)

先週末から4日間4180と一緒にわたしの実家へ帰ったのだけれど、2階の部屋の同じく南向きのベランダ…窓の外は氷点下だが窓越しの陽射しはあたたかい…の側で、4180が猫のように丸まって日向ぼっこをしていたのがなんだかとても可愛らしく、

そんなことを思い出しながら、あまり快調ではなかったスタジオワークから帰宅し、今しがた、冷たくなった洗濯物をベランダから入れたところ。


冷えた夜空に星が見えた。


何処で何をしようと、充足と不足はそれぞれにあり、

今ここでわたしが、わたし達が、暮らしている現実以上に重要なものなど無く

過去を思ったり未来を想像したりも、日々の自然な明け暮れの中に。

大切なのは、やはり、わたしは今現在をとても愛しているということ。


4180、早く帰って来ないかな。

わたしが家で4180を待つシチュエーションも、そう多くはない。

今日も、良い日です。


82180