asmykk0412の日記

82180と4180が歩む日々の、言跡

茶色い季節

大切な選択だから、あらかじめ考えておいた答えの為に行動しないよう、ただベストを尽くすことでサイコロがどう転がるのかを見たい。

そして先行きを決めたい。
結果を見れば直感はだいたい正しいが、決が出る日を明確に用意した今、その時まであーだこーだ考えなくても良いんじゃないかしら。
とは、思いつつ。
何かのサインのように感じてしまう事象が目の前をチラつかなくもなかったり、
まあ、なかなかどうして感受性は目敏く働いている。
肝が座ることと心が動かないことは別なのだ。
出来ればこんな時は静かにしていたいものだけれど、そういうわけにもいかない。
騒がず、されど黙さず。

以上、あるバンドと自分とのこと。

昨日は4180と少しの時間、近所をブラついた。
遅めの昼ごはんをお気に入りの中華屋さんで食べて、その後古着屋を何軒かチラ見。
我が家の近くは古着屋絨毯爆撃地区でありながら、4180とこうして一緒に古着屋に入ることも少ない。
というか…、だ。
少ないよね。こういう時間自体が。

古着屋では4180によく似合う綺麗な色で、デザインも遊び心とエレガントさを兼ね備えた素敵なコートを見つけたが、
残念ながらサイズがしっくり来ず。
(&値段)
4180は「なんとなく」や妥協で服を買わないので、あと一歩及ばずな物を見つけた時、わたしはかなり悔しい。
4180が気に入って着ているものなのであれば、別に数が少なくたって良いのだし、いつも同じものでも構わないけれど、
新しく気に入る&似合うものと出会った時、4180がふんわりと嬉しそうな表情をするのが、それを見るのが、わたしは好きなのだ。
幸せを感じる。

実現という言葉の意味を考える。
枯れて現れるもの、腐って現れるもの、自然界の中ではどれがスゴイ!とかいうことでもない。
たとえば土ならそうやって循環するのだから。
しかし、一人称と二人称で紡ぐ世界においては、どうだろう。
やっぱり、実って現れるものが嬉しいのではないだろうか。
種を蒔いたり、芽吹きを待ったりすることが楽しみなのではないだろうか。

冒頭の件、こうして捉え直してみるとなんだか「花さか爺さん」の世界のようだ。
わたし達にとって意地悪爺さんは存在したのか?
ポチはいつ死んでしまったのか?
最早、わたしには最後の1ページがあることまでしかわからない。
その先の白紙に現れるものを、冷たい土に足をつけて待っている。


82180