春の生き物と、メモ
雪の無い3月を過ごすのも3回目。
東京の季節の移ろいは、陽ざしの色に一番よく現れるかもしれないなあ、と思う。
一年中何かしらの花が咲いたりするので、それも暦ではありますが。
否が応でも冬の終わりを知らせる、雪どけの洪水が少し懐かしい。
4180がこのたび花粉症デビューの疑いもある中、
むず痒いような風が吹いているけれど爽やかな春空の下、気持ちのいい公園とかで4180とのーんびり一日を過ごしたいな〜。
…と、職場から見えるお外、ローソンとマックとドトールの看板に囲まれた小さな交差点を眺めています。
でもそんな殺風景ですら、ちゃんと春めいている。
良いも悪いも、良くするか悪くするかだぜ。
景色を見誤らずに移ろって行け。
以下、昨日書き付けたものをメモっておきます。
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春空に気づいたら、歌いたくなった
変な天気が続いても
空は季節を裏切らない
じぶんのこころの輪郭を確かめたくて
歌いたくなったのさ
きみがきみ自身を苦々しく思うのを見て
わたしは遠い日の殺人を思い出しています
埋められない穴、上塗りできない景色
手鏡をのぞくと映るそれらは
わたしからすれば、きみとは似ても似つかないけれど
春空の色味でゴミ溜めの街が綺麗だ
無性に、歌いたくなる
最悪の出来事に備える癖を
なんだかさみしく思いながら
きみの前で悲しんで見せたくはないので
こんな空は有り難い
春の夜空はやわらかく透けている
平熱の歌がよく映えるだろう
懲りないバカの一途さを横目に
あきらめの優しさ、これがそうか
若き日にきみと出逢っていたらきっと出逢えなかったね
寄り添うのにちょうどいい外気温
きみを嫌うきみと、きみに嫌われるきみ
真剣な問題なのだけれど
やわらかく透ける春空に、痛みさえ少し甘やかだった
花の匂いみたいに
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今日のおうちご飯:何がいいかな〜
今日嬉しかったこと:4180が今朝も可愛かったこと。他にもまだ発生するかな〜
82180